玄関アプローチの役割とは?②
前回は、外構工事の中でも重要な玄関アプローチについて、どのような素材が使われているかご紹介させていただきました。
今回はその機能や費用についてお話していきます。
玄関アプローチの持つ機能
▷見た目の良さ、印象(デザイン性、おしゃれさ)が良くなる機能
玄関は住まいの顔としてたくさんの人を迎えます。
例えば会社にとっては受付係がその会社の印象を左右するように、玄関アプローチのデザインは住まいそのものの雰囲気に大きく関わってきます。
そのため、住まい全体の雰囲気を壊さないようにすることが大事であり、逆に玄関まわりを少し変えるだけでも印象が大きく変わります。
訪れた人に「この家なんだかお洒落だな、雰囲気がいいな」と思ってもらうには、最初に目に入ってくるアプローチ空間がとても重要になります。
▷プライバシー保護、防犯対策機能
玄関は往来がある分、人目につきやすく、プライバシーが気になる場所でもあります。
たとえば、玄関から道路へ直線的なアプローチが続いていると、扉を開けたときに家の中が丸見えになってしまいますし、防犯的にも侵入することに躊躇させないオープンな設計に見えてしまいます。
そのため、アプローチを湾曲させたり、門壁や樹木を設置したりすることにより、玄関というプライベート空間から目をそらすことができ、他人の敷地に入るという緊張感を少しだけ意識させることができます。
▷バリアフリー機能
住まいにはお子様からご高齢の方まで幅広い年齢層の人が生活します。
そのため、住み始めた時だけではなく将来の暮らしも考慮してデザインすることがおすすめです。
例えば、道路から建物までに高低差のある土地だった場合、アプローチを直線的につくるのではなく曲がった通路にすれば、その傾斜度は小さくなり、体への負担も減ります。
また、階段の高さを低く設定することや、スロープを設けたり、手すりを取りつけたりすればお子様からご高齢の方まで長く安心して生活できる助けになります。
たくさんの人が行き来する場所だからこそ、すべての人が支障なく生活できるように設計する必要があります。
これらの機能を設けることは、これから住み始める住宅にももちろんですが、現在住まわれているご自宅のリガーデン(庭を新しくする、リフォームすること)にもおすすめです。
もしかすると、生活をしていく上でライフスタイルや環境が急に変わることもあるかもしれません。
そういったタイミングで玄関アプローチを一度見直してみることにより、今までより一層暮らしやすい住まいをデザインすることもできるのです。
ここまでで、玄関アプローチがどういうものなのかを解説してきました。
続いて、実際に工事を行う際の平均的にかかる費用とデザインについて気を付けていただきたい点についてお伝えします。
費用相場について
例えば、道路から建物までのアプローチ(幅1m×長さ5mと仮定します)にコンクリートや砂利などを敷設した場合だと、およそ10万円が目安となります。
そこにタイルや天然石を敷くとなると、さらに10万円ほどの工事費が加算されます。
もちろん、使用する材料などによって大きく異なりますが、平均的な工事費として10~20万円ほどが相場となっています。
しかし、これはあくまで舗装にかかる費用ですので、それ以外に門周りのデザインとして門壁や植栽などを取り入れることをお考えであれば、さらに追加で20万円ほどは予算に入れておくと良いでしょう。
今回のまとめ
今回は「住まいの顔」となる玄関アプローチについてお伝えさせていただきました。
人々を迎え入れる入り口として、見た目も、全体の雰囲気との相性も良くなければいけない一方で、誰でも使いやすいように機能的でもなければいけないため、デザインをする際にはより一層工夫が必要な場所と言えます。
そして、外構全体からすれば面積は大きくないのですが、その役割は非常に重要で、思っていたよりも予算を割くべきポイントでもあるということを知っていただけたのではないでしょうか。
決して安くはない買い物ですが、長く生活をする場所の一部としてきちんと手を掛ければ掛けた分だけ、きっとこの先も飽きのこない素敵な住まいになるはずです。
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