エクステリアはトータルでコーディネートを心がけよう


 

どんなに住宅のデザインが良くても、エクステリアがイマイチだとマイナスです。

リフォームをする場合は、住宅とのバランスを考慮したエクステリアをつくりましょう。

お客さんを招いた時に、好印象を与えられるデザインがベストです。

フェンスやアプローチ、カーポートなど1つ1つにこだわり、

素敵なエクステリアを目指しましょう。

 

 

エクステリアは素材選びで雰囲気が変わる

リビングからお庭が見える場合お手入れに気を使いますが、デザインも要です。

眺めが美しいと、リビングでくつろぐ時間も楽しくなります。

リラックスするための空間づくりのために、満足できるエクステリアをつくりましょう。

フェンスのリフォーム費用は規模にもよりますがおおよそ40万円から80万円程度です。

幅があるのは、使われるサイズや長さと素材が異なるからです。

フェンスの素材はアルミやスチール、ステンレスなどの鉄製と木材、竹垣の3種類が代表的です。

アルミやステンレス、スチールなど鉄製は耐久性に優れていて、お手入れに手間がかかりません。

アルミやステンレスは少し高価ですが、スチールはリーズナブルです。

木材はナチュラルなデザインを好む人におすすめの素材です。

木特有の温かみが伝わってきます。

木材は天然の木をそのまま使ったタイプと、樹脂をブレンドして形成された人工木材があり、

どちらかを選ぶことになります。

天然木材はお手入れに手間がかかるのがデメリットですが、

人工では生み出されない美しい木目が魅力です。

本格志向の方におすすめできます。

人工木材は天然ほどの美しさはないものの、お手入れが簡単で扱いやすさがメリットです。

竹垣は和をコンセプトにした住宅に最適です。

費用が少し高価ですが、特有の雰囲気を楽しめます。

またフェンスは高さも注意が必要です。

高すぎてしまうと採光性が低下し、風通しも悪くなります。

明るさを確保し、通気性を向上させるために程よい高さを選びましょう。

 

 

玄関まわりとアプローチ

玄関まわりは訪問者を迎えるために、落ち着きのある良い印象を与えたい場所です。

雨天時は傘を閉じるために雨に濡れない空間を、

滑って転倒しないためにも滑りにくい素材選びも配慮しなければなりません。

玄関まで続くアプローチも、バランスを考えたデザインを選びましょう。

敷石は形状により雰囲気が変わります。ただ、雑草が生えやすいのでお手入れが必要です。

枕木は重さがマイナスと言われていましたが、軽量タイプもあります。

タイルは滑りやすいのが問題点ですが、

オシャレでバリエーション豊富なデザインの中からイメージに合ったものを選択できます。

洗い出しはざらつきのある素材が特徴です。また、滑りにくいのもメリットです。

 

 

イメージに合わせたエクステリア

エクステリアは、屋根や外壁の印象に合わせることも大切です。

北欧風の住宅に和風デザイン、和風デザインにヨーロピアンなど

イメージがまとまっていないと落ち着きません。

帰宅してホッとするためには、落ち着きが必要です。

また、訪問客もバランスの悪いエクステリアが気になってしまいます。

住宅、お庭、フェンス、アプローチなどトータルで見てコーディネートしましょう。

素材1つ1つ長持ちさせるためにはお手入れも重要です。

お手入れを怠ると老朽が早まり、何度もリフォームを繰り返すことになるかもしれません。

リフォームの頻度を少なくするためにも、素材に合ったお手入れを心がけましょう。

 

 

エクステリアのデザインが素敵だと、訪れる人に良い印象を与えられます。

リフォームをする際はアプローチやフェンスなど全体的に見て

使用する素材やデザインを決めましょう。

屋根や外壁に合わないと落ち着かないので要注意です。