お庭のリフォームは全体のバランスを考えてデザインすることが大切

 

お庭の雰囲気は、住宅のイメージに大きく左右します。

住宅のイメージアップにつなげるためにもデザインや機能にはこだわりものです。

重要なのは住宅に浮かないカラーとデザインを選ぶこと…

揃えることで違和感のない素敵なお庭に仕上がります。

 

 

フェンスは高さが重要

お庭のリフォームで、

外構とエクステリアという言葉を耳にすることも多いのではないでしょうか。

外構は構造物のことで機能的な物を指し、エクステリアは装飾を指します。

リフォームをする際はデザインと機能、すべてのバランスが取れていることが大切です。

フェンスはお庭の目隠しなどプライベートの目的で設置されます。

ただ、高すぎてしまうとお庭だけでなく室内が暗くなり、

室内の日当たりが悪くなることで真夏は湿気でジメジメし、冬は日中の室温が低下します。

室内が暗くならない、ほどよく日が差し込む高さを選びましょう。

フェンスの素材の種類はアルミやスチール、木材などいくつかあります。

アルミは軽量で耐久性が高く、スチールも耐久性が高く比較的お手入れも楽です。

木材は天然木材と人工木材があり、

天然木は木そのものを使うため、人工にはない温もりが感じられます。

高級感や本格志向を追求する人におすすめです。

人工木材は木粉と樹脂を混ぜ合わせて作られています。

天然木材ほどの高級感はありませんが、費用を安く抑えられます。

また、天然木材に比べるとお手入れの手間もかかりません。
リフォーム費用が少し高くなっても高級感を求めたい場合は天然木材、

人少しでもリフォーム費用を安く抑えたい場合は人工木材を選ぶと良いでしょう。

 

 

ウッドデッキとテラス

ウッドデッキやテラスができると、もう1つのお部屋が増えたような気分になります。

リフォームをする時はお庭にお部屋をつくるイメージでデザインしましょう。

事例もあるので、それを参考にするのもおすすめです。

ウッドデッキは天然の木材と人工木材の2パターンあります。

天然木材は天然木100パーセント使用したもので、木の温かみがダイレクトに伝わります。

ただ、本来の品質を保つために定期的な専用のお手入れをしなければなりません。

人工木材は、木粉と樹脂を混ぜ合わせて作られた素材です。

天然木材ではありませんが、

見た目は天然木のように木目が美しくお手入れも天然より楽で扱いやすくなります。

ウッドデッキやテラスは屋根や囲いをつけることで費用に差が出ます。

機能がアップするほど高額になると考えましょう。

お庭のフェンスにある程度の高さがあればウッドデッキ、テラスのフェンスの必要はありませんが、

低い場合はフェンスの設置がおすすめです。

 

 

アプローチと駐車スペース

門から玄関までのアプローチもお庭全体のデザインのポイントになります。

タイルや石、コンクリートなど住宅のイメージに合わせてセレクトしましょう。

照明は雰囲気に合わせて選ぶのがベタです。

明るすぎない落ち着いたタイプを選択すると良いでしょう。

アプローチはデザインだけでなく、安全性も要です。

安定しないと歩行の妨げになり転倒が懸念されます。

スムーズに移動できる安定したアプローチをつくりましょう。

駐車スペースも、車を所有している人にとって重要な存在です。

車の出し入れ、道路や玄関までの距離、

雨や雪が降った時の使い勝手なども考えて設計しましょう。

 

 

お庭は住宅のイメージに左右される重要な存在です。

全体のバランスを考えてデザインしましょう。

フェンスの高さは、室内の過ごしやすさに関わります。

室内の日当たりを妨げない、ほどよい高さがベストです。

ウッドデッキは同じように見えても、天然木材と人工木材があり、

高級感や扱いやすさに違いがあります。

車を所有する人は駐車スペースにもこだわりましょう。